用意するものは
○アイロン
○アイロン台
○霧吹き
家庭用アイロンの備え付けのスチーム機能は
水蒸気が不足しがちなので、
別で霧吹きスプレーを用意します。
霧吹きの中身は水道水で構いません。
竹長工場長のおすすめ、
ファ○リーズの空容器を再利用するのがおすすめ、
水蒸気が細かく噴霧されるので効果的らしいです。
衿は重要なポイント!
最初は衿から紹介させて頂きます。
衿は2つのパーツに分けられます。
羽根衿、台衿です。
羽根衿→衿上部の折り返されるパーツ
台衿→首に沿う棒状のパーツ
この二つのパーツは縫い合わせると立体になり、
平たく置くのが難しくなります。
そこで羽根衿・台衿の順番でパーツを分けてかけていきます。
アイロン台の上にネームが上に見えるように配置します。
まずは羽根衿から、
羽根衿は2枚の生地と1枚の芯地で構成されており、
表と裏で大きさが異なります。
※折り曲げたときに羽根衿の内周と外周で距離差が発生する為、
綺麗にロールが出るように型紙で調整しております。
表裏の大きさが異なる羽根衿を片側から一方方向にかけると
片方の衿先にシワが寄ってしまいます。
それを防ぐ為に両サイドの衿先から中央にシワを寄せるイメージでかける!
台衿も同じく端から1/3くらいのところまでアイロンかけます。
残りの中央部分は後にします。
次は羽根衿を折る位置を決定します。
前肩の縫い目の位置に羽根衿の反りを合わせたところで、
羽根衿の折り目を決めます。
折り目を決定したら、
またネームが上に見えるように配置します。
前肩の位置で約5mmの折り返し巾が見えるはずです。
片手で第一釦を持って
首に沿うように立体的に
残りの台衿中央部分をアイロンかけます。
このときに衿先部分にはなるべく
アイロンの折れ目を付けないでください。
より自然な衿先のロールを楽しんで頂きたいからです。